2026年8月31日時点で公式表示が一致している点は次のとおりです。Fasset Cardは仮想カードのみで、発行・アクティベーション費は9.99 USDT(1回限り)、カード通貨はUSD、USDTでのチャージとFassetウォレットへの引き戻しはどちらも無料、1回のチャージ・引き戻しは1 USDTから5,000 USDTです。年会費にあたる項目は公式の手数料表にありません。
ただし取引ごとの手数料が無料なのはプロモ期間中だけです。公式ヘルプは終了後に1件あたり0.40 USDT(固定)を導入すると明記しており、終了日は公式に記載がありません。「手数料無料のカード」として計算しない方が安全です。
そして公式内で数値が食い違っている項目が4つあります。FX手数料、1日の利用上限、解約手数料、物理カードの提供状況です。いずれも実際に支払う金額や使えるかどうかに直結するため、以下では単一の数値を断定せず、出典と更新日を併記します。申込前にアプリ内の表示で必ずご確認ください。
日本については、公式カードページの「Countries Eligible for Card Issuance」(Asia-Pacific)に Japan が明記されており、2026年8月31日時点で日本居住者は申込の対象です。ただし発行されるのは仮想カードのみなので、ATM出金と対面での物理カード決済は現時点では使えません。
費用一覧
Fasset Cardは「USDTで入れてUSDカード残高にする」構造です。まず発行費、チャージ、取引ごと手数料、日次利用、非USD決済を分けて見ます。以下はすべて2026年8月31日に確認した公式表示です。★を付けた4項目は公式内で数値が食い違っているため、両方を載せています。
| 項目 | 公式表示(出典・更新日) | 確認する理由 |
|---|---|---|
| Virtual Card発行費 | 9.99 USDT(1回限り)。公式カードページFAQ・公式ヘルプ「What are the Fasset card fees?」で一致 | 初回発行時の実コストになる |
| 年会費・月額 | 公式の手数料表に該当項目なし(=無料と読めるが、明言はされていない) | 「無料」と断定された記載は無いことを把握しておく |
| カード通貨 | USD。公式ヘルプ「Which currency does my card use?」(2026年6月17日更新) | 日本円決済では換算と手数料を分けて見る |
| 取引ごと手数料 | プロモ期間中は無料。終了後は1件0.40 USDT(固定)と公式ヘルプが明記。終了日は非公表 | 「手数料無料」は期間限定の表示である |
| チャージ / 引き戻し | どちらも無料。1回1 USDTから5,000 USDT | ウォレット残高とカード残高を分けて管理する |
| ★FX手数料(非USD) | 公式内で3通り。ヘルプ「1.5%〜2%」(2026年6月10日更新)/ ヘルプ「2%〜3%」(2026年8月18日更新)/ Card Terms「非USD 3.00%+クロスボーダー最大3.00%」(2026年1月28日発効) | 日本円決済の実コストがここで決まる |
| ★1日の利用上限 | 公式カードページFAQ「2,000 USD」/ 公式ヘルプ「10,000 USD」(2026年5月4日更新)で不一致 | 低い方の2,000 USDを前提に計画する |
| ★解約手数料 | 公式カードページFAQ「無料(将来課される可能性あり)」/ 公式ヘルプ「$5」で不一致 | 解約時にカード残高から差し引かれる額が変わる |
| ATM手数料 | 公式に非公表。公式の手数料表・カードページにATMの料金項目は無い | 他社比較で見落としやすい。そもそも下記のとおり現状ATM出金不可 |
| ★物理カード | 公式ヘルプの手数料表で「Coming Soon」。公式カードページは「現状は仮想カードのみ、物理カードはQ1 2026を目標」と記載するが、2026年8月31日時点で未提供 | ATM出金・対面決済は現状できない |
なお公式ヘルプの「What types of Fasset cards are available?」(2026年8月22日更新)は物理カードを提供済みのような書き方をしていますが、同じ公式の手数料表は「Coming Soon」、公式カードページは「仮想カードのみ」と記載しています。物理カードを前提に選ばないでください。
USDT Top-upはPayからVirtual Cardへ進む
公式FAQと公式ヘルプ「How do I top up or load the card?」(2026年6月17日更新)では、FassetアプリでPay、Virtual Card、Top upを開き、1 USDTから5,000 USDTの範囲で入力して確認する流れが案内されています。カード残高にはすぐ反映されると説明されていますが、初回は小さく試します。なお公式カードページによると1ユーザーが持てる仮想カードは現在1枚までで、将来の複数枚発行は「今後のアップデート次第」とされています。
USDT残高、入金元、ネットワーク、KYC状態を確認します。
9.99 USDT発行費、カード通貨USD、カード状態、Top-up範囲を保存します。
1回の反映額、カード残高、取引履歴、失敗時のエラー文を確認します。
オンライン決済またはApple Pay/Google Pay追加で、明細の出方を見ます。
日本円決済はCard Termsの手数料行も見る
公式FAQのpromo phaseでは取引手数料無料、チャージ無料、引き戻し無料が案内されています。しかしカード通貨はUSDなので、日本円で払えば必ず非USD取引になります。公式ヘルプ「Can I use the Fasset Card Internationally...」も、USD以外(AED・PKR・BDT・MYR・EURなど)での利用は国際取引として扱われ、相応の手数料とFXレートが適用されると明記しています。日本円決済も同じ扱いです。
この料率が、2026年8月31日時点で公式内に3通り併存しています。
- 公式ヘルプ「What are the card usage and transaction fees?」(2026年6月10日更新): USD以外での購入には交換手数料がかかり、一般に1.5%〜2%と記載。
- 公式ヘルプ「How much is the transaction fees or FX rate while using Fasset card?」(2026年8月18日更新): FXレートと手数料はVisaが設定し、Fassetの上乗せはレートに含まれるとしたうえで、平均して1取引あたり合計2%〜3%程度を見込むよう案内。
- Fasset Card Terms(2026年1月28日発効の改定版): 手数料表に Foreign Exchange Fee(非USD)3.00%、Cross Border Fee 最大3.00% と記載。
更新日だけで見ると最も新しいのは2%〜3%のヘルプ記事ですが、1.5%〜2%の記事も現在公開されたままです。規約の3.00%+最大3.00%は契約上の上限として読み、実際に引かれる額は明細で確かめるのが安全です。当サイトとしては「日本円決済では2%〜3%程度、規約上はそれ以上になり得る」と幅で見積もることをおすすめします。
円建てで使う前に、1回の少額決済でUSD換算額とJPY請求額、そして差額が何%だったかを保存してください。発行時に表示される最新のCard Terms、アプリの承諾画面、カード明細が、公式サイトの説明文より優先されます。
上限と決済失敗の見方
1日の利用上限も公式内で割れています。公式カードページFAQは「2,000 USD daily spending cap」と2か所で明記する一方、公式ヘルプ「What are the card limits?」(2026年5月4日更新)は「Daily spending limit 10,000 USD」と案内しています。どちらも2026年8月31日時点で公開中です。差が5倍あるので、低い方の2,000 USDを前提に計画し、実際の上限はアプリのSettings内の表示で確認するのが安全です。ヘルプによれば上限はSettings > Limitsから増額申請もできます。
チャージ・引き戻しの1回あたり1 USDT〜5,000 USDTは、公式カードページと公式ヘルプで一致しています。決済が通らない時は、公式が挙げる残高不足・日次上限超過・加盟店/カードネットワーク非対応・対象外の国・FXがブロックされる通貨・カードのロックや解約・請求先住所やCVVの不一致・不審取引の自動停止を順に見ます。
保存しておく記録
- Fasset Card FAQの発行費、カード通貨、チャージ範囲、日次上限、プロモ期間中の費用表示(公式内で数値が割れる項目はスクリーンショットで両方)。
- 発行時の9.99 USDT、Fassetウォレット残高、Virtual Card残高、チャージ履歴。
- Card TermsのForeign Exchange Fee、Cross Border Fee、承諾日、発効日(現行は2026年1月28日発効)。
- 日本円決済1件ごとのUSD換算額とJPY請求額、そこから逆算した実質の上乗せ率。
- Apple Pay/Google Pay追加、オンライン決済、返金、カードロック・解除履歴。
- 取引ごと手数料が0.40 USDTに切り替わった日付(プロモ終了日は事前告知されていないため、明細の変化で気づく形になります)。
- OWN Pointsが表示される場合は、対象取引、付与日時、ポイント数、利用条件。
還元について1点補足します。公式トップページには Edge(3.5%)/ Select(最大4.5%)/ Elite(最大6%+USDT 2.5%)/ Reserve(最大8%+USDT 5%)というカードのティア表が掲載されていますが、AVAILABLE NOW と表示されている Edge は「メタルカード」と説明されており、公式は同時に物理カードを未提供としています。Select以降はすべて Coming soon で、ページ内にはウェイトリストの案内が出ています。現在日本から発行できる仮想カードのOWN Points付与率は公式に公表されていません。「3.5%還元がもらえるカード」として計算しないでください。OWNトークン自体も2026年8月31日時点で未上場です。
USDTを入れる前の確認順
公式内で割れている4項目(FX率・日次上限・解約手数料・物理カード)はアプリの表示で確認し、まず少額で動作を見ます。
よくある質問
Fasset Cardの発行費はいくらですか?
公式カードページFAQと公式ヘルプセンターのいずれも、Virtual Cardの発行・アクティベーション費は9.99 USDTの1回限りと案内しています(2026年8月31日確認)。年会費にあたる項目は公式の手数料表に記載がありません。発行時のアプリ画面と承諾したCard Termsを保存してください。
Fasset Cardの取引手数料は無料ですか?
無料は期間限定です。公式ヘルプは「プロモ期間中は取引ごとの手数料は無料。その後は1件あたり0.40 USDT(固定)が導入される」と明記しています(2026年8月31日確認)。プロモの終了日は公式に記載がないため、無料が続く前提で使わない方が安全です。チャージとFassetウォレットへの引き戻しは、現時点ではどちらも無料と案内されています。
Fasset Cardの1日の利用上限はいくらですか?
公式内で数値が食い違っています。公式カードページFAQは1日2,000 USD、公式ヘルプセンターの「What are the card limits?」は1日10,000 USDと案内しています(いずれも2026年8月31日確認)。低い方の2,000 USDを前提に計画し、実際の上限はアプリのSettings内の表示で確認してください。増額はSettings > Limitsから申請できると案内されています。
日本円決済では追加費用がありますか?
カード通貨がUSDのため、日本円決済は非USD取引として換算費用がかかります。ただし料率の公式表示が3通りに分かれています。公式ヘルプは1.5%〜2%(2026年6月10日更新)と2%〜3%(2026年8月18日更新)、Card Terms(2026年1月28日発効)は非USDの為替手数料3.00%に加えクロスボーダー手数料最大3.00%です。規約値を上限、ヘルプの数値を実勢の目安として見て、まず少額決済でUSD換算額とJPY請求額を保存してください。
Fasset Cardは日本から作れますか。物理カードやATMは使えますか?
公式カードページの「Countries Eligible for Card Issuance」(Asia-Pacific)に Japan が明記されており、2026年8月31日時点で日本居住者は申込の対象です(発行不可の国リストにも日本は含まれていません)。ただし発行されるのは仮想カードのみで、物理カードは公式ヘルプの手数料表で「Coming Soon」のままです。したがってATM出金は現時点ではできず、ATM手数料も公式に公表されていません。
公式ソース
申込、入金、決済、還元の直前は、公式ページとアプリ内表示を照合してください。本ページの数値は2026年8月31日に以下で確認したものです。公式内で表記が割れている項目は、最終的にアプリの表示と承諾したCard Termsが基準になります。