Lava Card日本からは実質1%公式確認日: 2026.08.31

【2026年8月確認】Lava Cardは日本で使える?還元は実質1%・年会費なし・銀行送金は非対応

Lava Cardは「最大5% BTC還元」で紹介されることが多いカードですが、公式FAQを開くと5%が適用されるのは提携加盟店だけで、それ以外は米国拠点3%・米国外1%と明記されています。つまり日本から使うと基準は1%です。さらに日本居住者の適格性は公式非公開で、銀行送金も日本は対象外です。この記事では、還元の実態、日本対応、手数料、担保の預かり構造を分けて確認します。

Lava Cardの確認ポイントを示す説明ビジュアル
結論

Lava Cardは2026年6月に提供が始まったBTC還元カードで、年会費なし・FX手数料なし(公式の国際カード規約でも外貨手数料0%・クロスボーダー手数料0%)という点は公式に確認できます。ただし日本の読者が押さえるべき点は3つあります。

1つ目は還元です。「最大5%」は提携加盟店限定で、公式FAQは米国拠点のユーザー3%・米国外のユーザー1%と明記しています。日本から使う限り、提携加盟店以外は1%が基準です。2つ目は日本の可否です。公式は居住国別の適格性リストを公開しておらず、「日本で発行できる」と書かれた公式文書はありません。3つ目は入金経路です。銀行送金の対応は米国・欧州・メキシコのみで、日本の銀行からは入金できません。ステーブルコイン入金なら可能ですが、その分だけ手間と送金リスクが増えます。

「年会費なし・FX手数料なしで最大5%」という見出しだけで判断すると、日本からの実像とはかなり離れます。数字を自分の使い方に置き換えてから検討してください。

画面で見る確認ポイント

Lava Cardは、トップページの「最大5%」だけを見ても判断できません。還元率FAQ、銀行送金FAQ、国際カード規約(Card Terms - International)、そしてアプリ内のCard画面を、この順番で開きます。

Lava Cardの公式画面確認フロー
公式トップ、還元率FAQ、銀行送金FAQ、国際カード規約、Lavaアプリ内のCard画面とKYCを順番に確認します。
還元率FAQ5%は提携加盟店のみ。米国拠点3%・米国外1%と公式が明記しています。日本からは1%が基準です。
銀行送金FAQ対応は米国・欧州・メキシコのみ。日本は対象外で、入金はステーブルコイン経由になります。
国際カード規約外貨手数料0%・クロスボーダー0%の一方、ATMは2%(最低$1)。「米国市民ではない」と表明する条項もあります。

Lava Cardは、ドル残高から使う「担保付きクレジットカード」

Lavaは、BTCを売らずにドル流動性を作るサービスとして案内されています。Lava Cardは、そのドル残高をVisa加盟店で使い、Bitcoin還元を受けるカードという位置づけです。

公式FAQは、Lava Cardをsecured credit card(担保付きクレジットカード)と明記し、「自分のドル残高の範囲でのみ使える」「無担保の与信は提供しない」と説明しています。ドル残高は、ステーブルコイン送金・銀行送金・ダイレクトデポジットで積むか、BTC担保のクレジットライン(BLOC)で借りて作ります。つまり「暗号資産をその場で売却して使うカード」とは設計が違い、使い方によってはローン残高が増えている点に注意が必要です。

なお、カードの券種について「Visa Infinite」と紹介する記事がありますが、2026年8月31日時点の公式カードページ・公式FAQ・国際カード規約には Visa Infinite の記載を確認できませんでした。公式が明記しているのは「Visaが使えるところで使える」までです。付帯特典を目当てにする場合は、申込画面の表示を必ず確認してください。

日本居住者の適格性は公式非公開。銀行送金は日本非対応

まず前提として、Lavaは居住国別の適格性リストを公開していません。公式FAQ「Where is Lava available?」は「グローバルに利用可能」とだけ述べ、カード側の「Where is the Lava Card available?」も「Visaが使える場所ならどこでも利用できる(適用規約とユーザー承認が前提)」と書くにとどまります。国際カード規約にも対象国・非対象国の一覧はありません。したがって「日本で発行できる」と断定する公式文書も、「発行できない」と断定する公式文書も存在しないのが2026年8月31日時点の状況です。

日本のApp StoreにLavaアプリは表示されますが、アプリをダウンロードできることと、日本居住者としてカードを発行できることは別の話です。実際の可否は、アプリ内のCard画面とKYC、そして規約上の「ユーザー承認」で決まります。

日本の銀行からは入金できません

日本の読者にとって実務上いちばん効くのがここです。公式FAQ「How do bank transfers on Lava work?」は、銀行送金の対応地域を米国・欧州・メキシコと明記し、「近い将来にUK・ブラジル・オーストラリアなどを追加する」としています。日本は現在の対応地域にも、追加予定にも含まれていません。

同FAQは「銀行送金が非対応の地域でも、ステーブルコイン経由で法定通貨を出し入れできる」と案内しています。つまり日本から使う場合、ドル残高の入金はステーブルコイン送金が前提になります。国内取引所からのステーブルコイン送付、ネットワーク選択、送金手数料、着金確認、そして売却・送付時の課税判定まで自分で管理することになるため、国内カードと同じ感覚では扱えません。

規約に「米国市民ではない」と表明する条項がある

国際カード規約(Lava Card International Terms)の適格性条項には、「あなたは米国市民ではなく、米国外の人向けのカードに申し込んでいることを表明する」という趣旨の記載があります。日本居住者が使うのはこの国際版という整理になりますが、同じ条項には「個人・家族・世帯の用途に限る」「勧誘を受けて申し込んだものではない」といった表明も並びます。申込前に自分が全項目を満たせるか確認してください。

「最大5%」の内訳:日本から使うと基準は1%

公式トップページと公式カードページは「Earn up to 5% back in bitcoin on every purchase(すべての購入で最大5%のBitcoin還元)」と案内しています。ただし公式FAQ「What are the rewards rates for the Lava Card?」を開くと、内訳がはっきり書かれています。

対象公式の還元率日本から使う場合
Lava提携加盟店での決済5%(全ユーザー共通)提携先での決済に限られます。日本の日常決済で該当する場面は限定的です
米国拠点のユーザー(上記以外)3%該当しません
米国外のユーザー(上記以外)1%日本の読者はここが基準になります

公式は「Users based in the US earn 3% back in bitcoin. Users based outside of the US earn 1% back in bitcoin.」と書いています。したがって日本から使う限り、提携加盟店以外の還元は1%です。「最大5%」という表現は誤りではありませんが、日本の読者がそのまま自分の還元率として読むと、実際の5分の1になります。比較検討の際は1%で計算してください。

提携加盟店については、提供開始時のアナウンスでAmazon・Apple・Netflixでの決済に5%が適用されると案内されたと報じられています。ただし提携先は入れ替わりうるため、常時5%が続く前提では考えないでください。提携加盟店の最新一覧は公式の還元率FAQとアプリ内表示で確認してください。

還元対象外のカテゴリがある

公式FAQは、還元の対象外となる加盟店カテゴリも公開しています。罰金、税金の支払い、保険(販売・引受・保険料)、不動産仲介・管理(賃貸)、小中高等学校、その他の学校・教育サービスが挙げられています。公共料金的な支出や学費をカードに寄せても還元は付かない設計です。

なお、月間の還元上限やBTC換算価格・付与タイミングについては、公式FAQに明示的な記載を確認できませんでした。申込前にアプリ内のReward条件を保存しておくことをおすすめします。

手数料は本当に軽い。ただしATMは2%

年会費なし・FX手数料なしは訴求文句ではなく、公式の国際カード規約(Lava Card International Terms)の手数料表で確認できます。ここはLava Cardの素直な強みです。一方でATM出金には手数料がかかり、BTC担保ローンを使う場合はローン費用と清算リスクが別に乗ります。

項目公式国際カード規約の記載日本から見る時の注意点
年会費公式カードページ・FAQともに「年会費なし」維持コストは実質ゼロ。使わない期間があっても負担は増えません
外貨手数料(非USD)0%円建て決済でも上乗せなし。Visaの為替レートがそのまま適用される想定です
クロスボーダー手数料0%海外事業者への決済でも上乗せなし。少額決済で実際のレート差を確認しましょう
購入時のAPR0%担保付きで自分の残高から使う設計のため、購入分に金利は付きません
ATM出金2%(最低$1)ここは無料ではありません。少額出金ほど最低$1が効いて割高になります
支払遅延 / 返却遅延$0 / 返却時 最大$29返却手数料は発生しうるため、残高不足に注意します
BTC担保ローン(BLOC)公式FAQでは残高に応じた固定金利と年2%の資本チャージを案内アプリ内のLoan Termsを優先し、LTV・清算条件を保存します

ATM手数料は、記事公開時点の旧版では触れていませんでした。現在の公式規約では2%・最低$1と明記されています。現金化を前提にするなら、この2%が実質1%の還元を上回る点は押さえておいてください。

BTCを売らずに使える一方、清算リスクは残る

Lavaの魅力は、BTCを売却せずにドル流動性を作れる点です。上昇相場でBTCを手放したくない人には分かりやすい価値があります。

一方、担保ローンを使う場合は、BTC価格の下落、担保不足、清算、金利、資本チャージを避けて通れません。カード利用額が小さくても、裏側でローン残高が増えているならリスクはカード手数料だけではありません。まずはCard画面、Loan Terms、LTV、Liquidationの表示を保存してから判断しましょう。

国際カード規約には「Lavaと発行体は、いかなる場合もあなたの担保を保管(カストディ)しない」「担保はサポート対象ブロックチェーン上のウォレットで保有されなければならない」と記載があります。同時に「清算事由が生じた場合、Lavaまたは発行体が第三者などを通じて担保を清算することに同意する」という条項もあります。自己保管に近い建て付けでありながら、清算のための権限はコントラクト側にあるという構造です。

発行基盤とRain脆弱性事件:何が言えて、何が言えないか

2026年8月28日、カード発行基盤Rainの旧Solanaコントラクトの脆弱性を突かれ、Tria・Aviciのカード残高が不正出金される事件がありました。手口は、旧コントラクトの穴を突いて個々のカード担保ウォレットの管理者権限を奪い、残高を引き出すというものです。前の節で見た「自己保管に近いが、権限はコントラクト側にある」構造が、実際に弱点として顕在化した事例といえます。

Lavaとの関係について、公式文書から言えることと言えないことを分けます。

  • 言えること: Lava公式の国際カード規約には「Rain Prohibitions List(Rainの禁止事項リスト)を読み理解したことに同意する」という条項があり、Rainのカード基盤が関与していることが公式文書から読み取れます。
  • 言えること: 同規約で「Issuer(発行体)」として名指しされているのは Third National です。「発行基盤はRain」と Lava公式が明記した記述は確認できていません。
  • 言えないこと: Rain公式は事件について「他のプログラムは影響を受けていない」と述べていますが、Lava自身からの公式言及は確認できていません。したがって「Lavaは影響を受けた」とも「Lavaは無事だった」とも断定できません。

読者として持ち帰るべきなのは、個社の安全宣言ではなく構造の理解です。カードに載せた残高は、自分のウォレットにある資産とは別のリスクを負います。Rainの事件でも、セルフカストディのウォレットに置いたままの資産は無事で、被害はカード側に移した資金に限られました。Lava Cardを使う場合も、カードのドル残高に置く額は当面の決済に必要な分にとどめるのが現実的な備えです。なおRainは今回の被害を全額補償したとされていますが、それが次回も保証されるわけではありません。

事件の詳細、被害額の報道差、補償の経緯は別記事にまとめています。Rain脆弱性事件とカード残高の預かり構造を読む

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日本在住者の確認順

「最大5%」ではなく、自分に適用される還元率と入金経路から確認します。

1還元率を1%で計算し直す

公式の還元率FAQで、米国外1%・提携加盟店5%の内訳を確認します。年間の決済額に1%を掛けて、手間に見合うか判断します。

2入金経路を決める

日本の銀行送金は非対応です。ステーブルコイン入金で運用できるか、送金手数料と課税の手間まで含めて確認します。

3アプリで適格性を確認する

適格国リストは公式非公開です。アプリ内のCard画面とKYCが進むかを見て、対象外表示が出たら入金やローン利用に進まないでください。

4残高とローン条件を分けて保存する

カード残高に置く額を必要最小限に決め、BTC担保ローンを使う場合は金利・資本チャージ・LTV・清算条件を別に記録します。

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使う前に保存しておく記録

  • Lava公式サイト、Lava Card公式ページ、還元率FAQ、銀行送金FAQ、国際カード規約、確認日。
  • App Store日本ページ、アプリ名、デベロッパ、バージョン、Card画面の表示。
  • KYC結果、適格性・承認の表示、カードブランド、年会費、FX手数料、ATM手数料、Reward条件と対象外カテゴリ。
  • ステーブルコイン入金に使ったチェーン、送金手数料、着金日時、入金額。
  • ドル残高、カード決済明細、BTC還元履歴、BTC換算価格、円換算額。
  • BTC担保ローンを使う場合は、金利、資本チャージ、LTV、清算条件、返済履歴。
  • 税金整理用に、決済日時、通貨、金額、BTC付与量、円換算、手数料、明細番号。

よくある質問

Lava Cardは日本で申し込めますか?

2026年8月31日時点で、公式は居住国別の適格性リストを公開していません。公式FAQ「Where is the Lava Card available?」は「Visaが使える場所ならどこでも利用できる(適用規約とユーザー承認が前提)」と述べるだけで、日本の可否には触れていません。日本のApp StoreにLavaアプリは表示されますが、それは発行可否の証明にはなりません。アプリ内のCard画面とKYCの表示で判断してください。

Lava Cardの「最大5%」還元は日本だといくらですか?

公式FAQ「What are the rewards rates for the Lava Card?」は、5%はLava提携加盟店での決済に適用され、米国拠点のユーザーは3%、米国外のユーザーは1%と明記しています。したがって日本から使う場合、提携加盟店以外は1%が基準になり、実質1%と考えるのが安全です。「最大5%」だけを見て判断しないでください。

日本の銀行口座からLavaに入金できますか?

できません。公式FAQ「How do bank transfers on Lava work?」は、銀行送金の対応地域を米国・欧州・メキシコと明記し、今後UK・ブラジル・豪州などを追加予定としています。日本は現時点でも予定にも含まれていません。公式は「銀行送金が非対応の地域では、ステーブルコイン経由で法定通貨を出し入れできる」と案内しているため、日本から使う場合はステーブルコイン入金が前提になります。

Lava Cardは普通のプリペイドカードですか?

いいえ。公式FAQはLava Cardを「secured credit card(担保付きクレジットカード)」と説明し、自分のドル残高の範囲でのみ使えるとしています。BTC担保ローン(BLOC)で作ったドル残高から支払うこともできるため、その場合は金利、資本チャージ、LTV、清算条件もあわせて確認する必要があります。

Rainの脆弱性事件はLava Cardに関係しますか?

公式の国際カード規約には「Rain Prohibitions List」への同意条項があり、Rainのカード基盤が関与していることが公式文書から読み取れます。2026年8月28日にRainの旧Solanaコントラクトの脆弱性でTria・Aviciのカード残高が不正出金されましたが、Rain公式は「他のプログラムは影響を受けていない」と述べています。Lava自身からの公式言及は確認できていないため、Lavaが影響を受けた/受けていないと断定はできません。詳細はRain脆弱性事件のまとめをご覧ください。

Lava Cardを使う前に何を保存すべきですか?

Card画面、KYC結果、適格性・承認の表示、手数料表、年会費・FX手数料・ATM手数料の表示、BTC還元条件と対象外カテゴリ、ドル残高、ローン条件、利用明細、BTC還元履歴、為替、税金整理用の日時・通貨・円換算額を保存します。

公式ソース

この記事の数値は、2026年8月31日に以下の公式ページで確認しました。還元率・提携加盟店・手数料は変わる可能性があるため、申込直前のアプリ表示を優先してください。提供開始日(2026年6月3日)と提携加盟店の初期ラインアップは報道ベースの情報です。

Lava Card公式ページ 還元率FAQ(5%/3%/1%の内訳) 銀行送金FAQ(米国・欧州・メキシコ) Lava Card 国際カード規約(手数料表・適格性) カードの提供地域FAQ 還元対象外カテゴリFAQ Lava Cardの仕組みFAQ Lava availability FAQ Lava interest rates FAQ Rain Prohibitions List Lava Terms of Service Lava App Store日本ページ